ご挨拶

株式会社ユニバァサル設計は建築家・師橋 孝により昭和36年に開設されて以来、約58年にわたり多くの業務実績を重ねてまいりました。

創立60周年を目前にして

代表取締役会長 西倉 努

創立60周年を目前にして、弊社の輝かしい未来を可能にするのは次の三つの要素『創造する資質の向上』、『グローバルな概念』、『変化に迅速に対応』であると考えます。

一つ目の『創造する資質の向上』とは、私たちは産業革命以来の西洋社会が先導して来た経済優先社会だけでは人々の願望は埋めきれず、そして、物質的な豊かさを追求してきたがそれだけでは幸福になれませんでした。これからは地球環境を保全し人々が安心して暮らせる持続可能な社会を創造することが必要です。私たちは建築設計者としての職能を生かして創造する資質を高めることが世界から求められています。

二つ目の『グローバルな概念』とは、アメリカと中国の貿易摩擦が過熱している現状は西側のシステムか、中国が主導するシステムか、その覇権をめぐる争いであります。これまで西側社会は、中国が経済発展して豊になれば西側のクラブに入るという考えがありました。しかし、中国は世界経済が寄って立つ経済のプラットホームと違うシステムに踏み出しました。そして、経済だけの問題ではなく、次世代通信規格【5G】に代表される技術やデータ、知的財産の扱い、その入手への政府の介入などが問題になっています。これはまさに次の世界を纏める覇権争いです。そのような中、私たちはグローバルな視点としっかりとした概念を持ち、これからの世界全体の発展と地球環境の保全のために建築設計者の立場を生かして支援することが必要と思います。

三つ目の『変化に迅速に対応』とは、価値観が急激に変化する今を生きる私たちにはイノベイションや新たな価値の創造が常に必要であり、前例踏襲は劣化に繋がります。政府を挙げて唱える【働き方改革】は、私たちの従来からの意識改革であり、この島に住む民族の世界観の変革にも繋がります。自然災害の多発する島では時間に捕らわれず勤勉にそれぞれの生きるための任務にあたることが求められてきました。しかし、人工知能【AI】やモノのインターネット【IOT】に代表される最先端技術が普及した今、人の役割は変わり、仕事の中身も時間より質を重視されるようになりました。
また、情報が瞬時に世界に広がる現在では、それによる変化に迅速に対応する能力が求められています。私たちは多方面の情報を的確にとらえ、その情報の持つ意味を吟味し、建築設計者として迅速に対応発信することが真に求められています。

以上のとおり、三つの目標を着実に実行することが、これからの私たちの生活が真に豊かで喜びにあふれ活力のある世界を実現するために必要と私たちは考えます。そのためには私たちは建築設計から環境設計にわたる広範な職能を有することが求められる覚悟を自覚しなければ成らないと考えます。

代表取締役会長西倉 努

社会情勢を意識し、地域に根差した組織設計事務所を目指す‼

代表取締役社長 西倉 哲夫

弊社ホームページリニューアルにあたり、一言ご挨拶申し上げます。弊社は現在、創立58年目を迎えあと2年で60周年を迎えます。私が代表取締役社長に就任したのは、50周年の年である2011年4月1日であります。3・11東北大震災の3週間後のことでした。その年の5月に予定していた記念祝賀会を1年延期させていただきました。前年から進めていた新本社ビル建設も順調に工事が進み、7月に竣工いたしました。当時は社員数70余名で、事業所も神奈川本社・東京事務所・埼玉事務所・千葉事務所・上海事務所の5箇所でした。

それが今では社員数110余名を超えております。事務所も仙台事務所・福島事務所・金沢事務所・大阪事務所・奈良連絡所(研修施設:松の井荘)・福岡事務所・沖縄事務所・北京事務所・西安事務所と拡大してきました。10年以内に100名を超える目標を立てましたが、お陰様で何とか目標に達しました。

60周年~65周年までには、200名を超える中堅組織事務所に成長させることが私の使命であると考えております。現在、国内が合計11事務所有り、海外が中国の3事務所で、合計14事務所に成長してきました。今後もそれぞれの事務所で確実な実績を積み、地元に親しまれる建築を生み出すことで地域貢献していくことを目標にしていきます。

今後、建築設計事務所のあり方を考えると設計ツールとして、IOT・AIが急速に進歩し、作業環境も劇的に変化していくものと予想しております。数年前に導入したBIMも思うように機能していないのが現状ですが、新元号に代わる時代に向けてBIMについても積極的に再チャレンジしていく必要があると考えております。

2019年4月からは「働き方改革関連法」が施行されます。我々は中小企業ではありますが、大企業と足並みをそろえていくべきだと思います。時代の流れによる社会環境の変化は凄まじい勢いであります。弊社も建築設計業界のリーディングカンパニーと言われる企業を目指して、日々、切磋琢磨していく所存です。全社員が同じベクトルで未来に向かって成長していきたいと切に願っています。これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長西倉 哲夫